舞台『マクベス狂走曲』 ありがとうございました!
皆さんこんにちは、吉村南美です。
先日18日に、出演していた舞台『マクベス狂走曲』 が無事千秋楽を迎えました。
ありがとうございました!
神谷さんだぞ✌
毎公演、本当に沢山のお客様が劇場に足を運んでくださっていつも客席はいっぱいで、幸せな光景でした。
その分客席が狭かったり、立ち見の方が出てしまったりと、 お客様には不便な思いをさせてしまうこともあったと思います。
それでもいつも暖かく私たちを見守ってくださり、 たくさんの拍手を下さったお客様方には本当に感謝するばかりです 。
皆さんとの出会いに感謝致します。ありがとうございました!
皆さんから頂いた差し入れやプレゼントも、とっても嬉しかったです♪ありがとうございました!
公演に関する私の感想や感謝などもろもろ書いていきますが、長いのでこちらの曲でも聞きながらテンション上げて読んでいってくれると嬉しいです。
そうです、あのかっこいいオープニングの曲です!
まだまだ未熟な私が、続けて舞台に立つことができて、 本当に嬉しかったです。
私をこの舞台に出演させて頂き、神谷という役を与えて頂き、 ありがとうございました。とても幸せでした!
また誰かに見たいと思ってもらえる魅力的な役者になれるよう、 これからも頑張っていきます。
今回このような素敵な舞台に立つ機会をくださった、 プロデューサーの森本さん、百武さん、豊岡さん。
稽古から本番までいつも細かくアドバイスを下さった、 演出助手の兒林さん。
オープニングとエンディングのかっこいい振りをつけて指導して下 さった、振付のshochangさん。
みんなの暴走族ヘアーを毎公演作ってくれたヘアメイクさん。
私たちの安全を守って、舞台を管理して下さった、舞台監督さん。
舞台の大事な世界観を作り出して下さった、音響さん、照明さん、 舞台美術さん、衣装さん。
そして制作さんや、当日のスタッフさん、 沢山の方々にお世話になりました。
この場をお借りして、 お世話になった皆様への感謝を伝えたいと思います。
本当にありがとうございました!
そして沢山お世話になりました、演出のオムさん!
オムさんの選ぶ曲のタイミングとか、 センスが良すぎて大好きです。
オムさんは、 どうしたら私たちが舞台上で役者として魅力的に見えるのか、 そういったことをとても大事に考えて演出をして下さったように感 じました。
初日にオムさんが皆に向けてお話した際におっしゃた、「 みんなのことが大好きだから」という言葉に、 何故だか分からないけど思わず泣きそうになりました。
今回の舞台でオムさんの作る世界の一部になることができて、 とても嬉しかったです。
またオムさんの舞台に出れたらいいなあ!
キャストのみんなも優しくて、作品に対してとっても一生懸命で、 このメンバーで一緒にこの舞台をつくることができて、 嬉しかったです!
特に総長の蘭役の真希とは、同い年ということもあってお互い色々聞き合ってました!真希のパワーはすごかったなあ。総長として、わたしたちのことをしっかり引っ張ってくれました。
あと今回の座組にはエンブリオから引続き一緒だったメンバーが沢山い て、とっても安心できたし毎日楽しかったです!
色々役について話し合ったり、相談したり、 たくさん助けられました。
みんな忙しくて中々全員そろってのお稽古は出来なかったけれど、 その分小屋入りしてからの一体感は凄くって、 毎公演みんなで一つになって熱くぶつかっていくことができたと思 います。
楽屋に戻ってくると「ただいま~」って言ったりして、 なんか大家族みたいだったなあ。
開演前は袖で「頑張ろうね」ってハグし合ったり...
とっても暖かくて、楽しい座組でした!
でもお2人ともそんな大変さを感じさせず、 いつも笑顔で私たちを引っ張ってくださいました。
アイドルとしてのお2人を私は拝見したことは無いのですが、 真剣にお稽古に取り組んでいるご様子を見ていて、 たくさんのファンの方の心を射止める魅力を知れた気がします!
お2人がいらっしゃらなければ、 このマクベス狂走曲という舞台はありませんでした。
ありがとうございました!
これからのミクさんとコヒメさんのご活躍を、 お2人の1ファンとしてもとても楽しみにしています♪
あと私、この舞台中に誕生日を迎えたのですが、翌日のカーテンコールでお祝いをしていただけてとっても嬉しかったです!
プレゼントをくれた方もいて、本当にあったかいメンバーに恵まれて、幸せだなあと思いました。
カーテンコールではお客様のみなさんも祝ってくださって、ありがとうございました!
でもその寂しさをバネにして、 また大好きなみんなとご一緒できるよう、頑張っていきたいです!
役の話なんかも少し・・・
今回このマクベス狂走曲で私は神谷亜樹、通称神谷さんを演じさせていただきました。
顔合わせの日に台本を頂いて自分の役を読んで、神谷さんのことを「 かっこいいなあ」と思いました。
だって、自分のことより仲間や舎弟のことを考えて、 ワイルドキャッツのために犠牲になるんですよ。
あそこのケンカシーン、ファイティングポーズがヘナチョコになっちゃうとか、走り方が変とか、 問題はたくさんあったんですがオムさんを始めとして皆さんにアド バイスを色々頂いて、最終的にはだいぶマシになれたと思います笑
ちなみにあそこでかかってる曲はこちらです。テンション上がるう!
だから私は神谷さんを作っていく上で、やっぱりお客さんに「 かっこよかったなあ」と思って頂きたくて、 それを一番大事に作ってきました。
というか、 最早あんなシーンがあるんだからかっこよくなければ許されないだ ろうという、プレッシャーに似たものもありました。
でも、中々自分の理想の形には近付けなくて、色々と悩みました。
たくさん考えて、分からないや不安なこともあって、でもやるしかないんだと思って、少しづつ神谷さんを組み立てていきました。
役を作る過程で色々調べたんですが、暴走族の方って家庭に問題があって、親の気を引きたいからとか自分の居場所を求めてとか、漠然とした不満と不安をどこかにぶつけたくてグレてしまうパターンが多いのかなと思いました。
ワイルドキャッツやレッドフォックスのみんなは、劇中で描かれているのはまっすぐで明るい部分が多いけれども、絶対そればっかりじゃないんですよね。みんないい子に見えるけれども、やっぱり暴走族だから。
私には分からないけれど、どうして彼女たちは暴走族になったのかってう、役者のみなさんがそれぞれ考えていたバックボーンっていうのはきっとあったと思います。
もちろんそれは神谷さんもそうで、家庭環境とか、どうして暴走族に入ったのかとか、どうしておっぱい出してるのかとか、いろいろ考えました。
そう、おっぱい出してるのもちゃんと理由づけしてあるんですよ!笑
神谷さんにとってのワイルドキャッツは、劇中で大友やまどかが言っているように居場所であり家族でした。
自分を受け入れてくれて、自分がいることで喜んでくれる人がいて、みんなとバイクで走っているときが神谷さんにとって一番楽しい時間だったんだろうな~。
だから、ワイルドキャッツのためなら何でもできるし、守りたいと思ってる。
凶子のこともすごく大事で大好きで、だからこそあんな手段を凶子がとってしまったことに対する怒りと悲しみは大きかったのだと思います。
ちなみに私の中の設定的に、神谷さんはあんまり喧嘩は強くないです。弱いわけでもないけども。たぶん大友のほうが強い笑
それを自分でもわかってますが、大友の前ではやっぱりかっこつけたいんでね!強がってます!
とまあ、色々と自分の中では考えていたのですが、それを落とし込んで表現するには自分の技術が足りなくて、歯がゆいこともありました。もっと頑張らなきゃな!ヌン!
そうして挑んだ本番はまさに体当たりというか、色々抱えつつ全力でぶっこんでいきました。
力が入りすぎて稽古でやったことが飛んでしまわない程度に、ぶつかっていきました。
いつも緊張して、どきどきしながら袖でスタンバイしていました。
そうしてお客さんの前に行って演技をする。その瞬間が本当に好きで、自分は舞台が大好きなんだと実感します。
自分の力が足りないことがあって、あのシーンのもっとここがこうできたらいいのに、こうしたいのに、という悩みは尽きませんが、舞台に出るとそんなこと全部すっ飛んじゃって楽しくなってしまいます。
たくさんのお客さんが舞台を観ていて、役者のする動きひとつひとつに集中していて、何かを感じ取ろうとしている。
役者も、自分の中で抱えている役としての葛藤やなんかをお客さんに伝えようとしている。
その相互のコミュニケーションがあって、舞台って成り立ってると思うんです。
舞台を作ってるのは役者だけじゃなくて、お客さんも絶対その一部なんです。
その時その空間でだけ作られる、私達とみなさんの不思議な空間。
それが舞台の醍醐味だと私は思っています。
その特別な空間を、今回のマクベス狂走曲でみなさんと沢山共有できて、私は本当に幸せでした。
この舞台で、私を知ってくださった方もいらっしゃると思います。舞台の上にいる私を見て、興味をもっていただけてとても嬉しいです。ありがとうございます!
これからも私は、舞台に立ち続けたいと思っています。次いつかは分からないけれど・・・
色んなことにチャレンジもしたいと思っていますし、していくつもりですが、最終地点はやっぱり舞台がいいな!
まだまだな私ですが、どうかこれからも応援していただけるととても嬉しいです。
どうぞ、これからもよろしくお願いします!
ありがとうございました!
そして、ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
newヘアーの私でおわかれ~
またいつか~
(吉村南美)